種子島への旅行の計画を立ててる時に、観光する場合に移動手段が分からないという方がほとんどでしょう。そんな種子島へ旅行する際の移動手段をお伝えします。
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種子島への移動手段はレンタカー
観光する人にとってはレンタカーは最低限必要なものになってきます。南北50キロ以上の島で西之表市街から南種子の観光地まで、片道1時間弱かかります。神奈川県横浜市とほぼ同じ広さになります。バスで移動することも可能ですが、乗継があったり観光場所によってはバスだけで行くのは不可能な場所もあります。
レンタルバイクで移動する
車の免許しかない人は、50cc以上のバイクを運転する事ができないため50ccのスクーターをレンタルすることしかできません。
また二人乗りもできないので、二人以上で観光するならば一人一台レンタルする必要があります。
種子島は、意外に風も強く季節によっては台風の通り道になります。大雨が降れば原付バイクでは危険が伴うし、雨合羽なども事前に用意する必要がでてくるので、レンタルバイクだけで観光するのはあまりおすすめできません。
レンタカーを借りれる場所
種子島では、すべての店舗でネット予約ができるわけではありません。ニッポンレンタカーや日産レンタカーなどの大手のレンタカーなどはインターネットで予約する事が可能です。民宿で借りることができたり、タクシー会社がレンタカーをやっているところもあり大手のレンタカー屋でネット予約するよりも安く借りれる場合があります。
飛行機で行くか、高速船で行くかによってもレンタカーを借りる場所が違ってきます。どちらも空港や港を出てすぐのところにレンタカーを利用できるところがあります。
種子島に行く日程は要確認
ゴールデンウィーク、お盆休み、正月休みに飛行機か高速船で種子島に観光に来る人のほとんどの人がレンタカーを借ります。事前に予約せずに種子島に着き予約しようとしてもレンタカーを借りることができなくなってしまうケースもあります。種子島宇宙センターでロケット発射の数日前から、報道陣がこぞってレンタカーや宇宙センター近くの宿泊施設を抑えます。ロケット発射の日程などを事前に把握しておきましょう。
レンタカーの予約が取れなかった場合
レンタカーの予約が取れなかった場合には、タクシーでの移動になります。都会のようにタクシーを街中でつかまえるのはかなり確率が低いです。タクシー会社の電話番号が分かれば迎えに来てもらえますが、観光場所ではタクシーはいないものだと思った方がいいでしょう。
種子島の道路事情を知ろう
レンタカーを借りる際には、オプションで対人補償や人身補償、対物補償などのに加入すると言ったことは、種子島だけではなく全国どこでも同じかと思います。しかし、種子島ならではの注意すべき道路事情があります。安全に事故やトラブルがないように安全運転を心がけましょう。
トラクターや高齢者が運転の車に注意
種子島も高齢化が進んでおり、年配の農家の方が運転しています。30キロ以下もしくはそれ以下で走っているトラクターをよく見かけます。
トラクターにもウインカーはついていると思うのですが、あまりウインカーをつけたりしません。追い越しをしようとしていても、対向車がいなければ道路を横切ってくる場合もありますので特に高齢者が運転しているトラクターには気を付けましょう。
カーブミラーや信号がない
市街地にしか信号機がありません。夜9時以降になると市街地の信号機も赤信号の点滅となりほとんど機能しなくなります。市街地を離れると信号はほぼなく、車通りが少ないからか十字路でもカーブミラーすらないところも存在します。種子島の道路事情に慣れていない人は地元車優先の気持ちでゆっくり走るようにしましょう。
街灯がほとんどなく夜は暗い
種子島の道路は、基本的に車の通りも少なくのんびり走る事ができます。昼間から少ないのに夜になると真っ暗でどこで曲がればいいのかすらわからなくなってしまいます。東側から西側に車で移動する際には山道のようなところも通ります。目だけ光っている動物があちらこちらにいて、サファリパークのようでした。
ガソリンスタンドは基本は市街地のみ
種子島にあるガソリンスタンドは24時間やっている場所はありません。長期の休暇では一度も空いていないガソリンスタンドもありました。
ディーゼルとレギュラーのガソリンしかないガソリンスタンドもあったのでハイオクの車に乗っている人は特に注意が必要です。
長期でレンタカーを借りる人は、余裕を持ってガソリンを入れるようにした方がいいでしょう。
空港近くにはガソリンスタンドはありません。空港の目の前でレンタカーを返却する際には、事前にガソリンを満タンにするようにしましょう。また離島だけありガソリンの値段は高いです。